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敬老の日の質問集

日本の祝日は1年で16日あります。ときどき祭日と言われることもありますが、それは宮中における行事に由来するため現在では使われません。大型連休としては4月から5月にかけてのゴールデンウィークと9月のシルバーウィークが、よく知られています。しかしゴールデンウィークに比べてシルバーウィークは少し馴染みが薄いといえます。9月が大型連休になるには、条件があり、その鍵を握るのが敬老の日です。敬老の日は、9月の第三月曜日とされ、日付で決まってないため年ごとに変わります。923日が秋分の日ですから、921日が敬老の日であれば「国民の祝日に関する法律」に基づき、祝日に挟まれた日は国民の休日になるため3連休、加えて土日が休みであれば5連休になるわけです。

ではどうして敬老の日だけ日付が決まっていないのか、敬老の日の由来は何なのか見ていきましょう。敬老の日とは字から分かる通り老人を敬う日ということです。ただそれだけでなく、より積極的に老人たちの言葉に耳を傾ける日でもあるでしょう。もともと敬老の日は毎年915日と決まっていました。しかし2000年以降に余暇をもっと有効に使おうと連休を生み出すため、祝日法が改正されました。敬老の日の由来は諸説ありますが、兵庫県野間谷村を起源とするのもひとつで、公民館の前には「敬老の日提唱の地」と刻された石碑が建っています。当時の村長が、老人の長年の経験や知識を次世代に継承する場を設けたことから、石碑ができました。この村で行われた敬老会の日取りが915日であったから、改正前の祝日になったとされます。この日付は現在も老人福祉法に残っており、915日から20日までを老人週間と定めています。

では、一体敬老の日に何をする?のでしょうか。老人の経験や知識を学ぶといっても、地域コミュニティなどで世代間の交流の場を作らない限り、話しを聞く機会がないのが現状といえます。その意味では由来に基づく老人への敬意の表明は難しいようです。そこであまり堅苦しく考えず、各家庭ごとでプレゼントをしたり、少しだけ贅沢な食事を囲んだりして、日頃の感謝を伝えると良いでしょう。シルバーウィークを利用して祖父母と旅行をすれば、元来の敬老の日の趣旨および現在の余暇を楽しむ祝日の趣旨ともに満たし、より元気で明るく過ごせるでしょう。自治体によっては年齢に応じて記念品を贈呈したり、催し物が開催されたりと高齢者に喜ばれる企画でもてなす場合もあります。敬老の日を、遠方に暮らし長く会えていない高齢の親戚や、お世話になっている地域の老人にせめて感謝の言葉を掛ける日にしてみるのも良いでしょう。